微炭酸のしょう油

やわらかいところ、刺してもいいですか?

スマホを変えた。それをぼくは「釈放」と呼ぶよ

ケータイを変えた。いわゆる機種変更というやつだ。昨年の11月に使用期間2年を迎えた前のスマホ。そのタイミングで変えようと思っていたが、国の規制かなんか分からないけど、いわゆる「2年縛り」というものがなくなり、「え、それじゃあべつにいつ買い替えても変わらないのか」ということでダラダラと使い続けていた。

 

そんなこんなでずーっと薄く「そろそろ買い替えたいな」と思っていた私。とくに大きな理由はないものの、少しずつそのボルテージは上がっていき、ようやく昨日、機種変更をすることができた。

 

スマホを買い換えるメリットは数多くあるだろう。スペックがよくなることでの快適度アップ、画面が大きくなることでの視聴環境の改善。しかし私が感じた一番大きなメリットは「スマホ選びからの解放」だった。

 

「2年縛り」がなくなり、言わば買い替えのタイミングがなくなったことで、訪れたのは時間の無制限。そのことで私はこの1ヶ月間常にスマホのことを考える生活を余儀なくされていた。通信会社はどこが最適なのかから始まり、端末をどれにするか、SIMフリーとはなんなのか、ネットで買うべきか、実店舗で買うべきか、お日柄はやはり「大安」がいいのか、意外に「仏滅」よりも「赤口」のほうが悪いのか、入店するときの入射角は、そして反射角は、焦点距離の2倍には何があるのか、フェノールフタレイン液とはなんなのか。

 

そしてようやくスマホを買い替えた。iPhoneにするか、Androidにするか、あえて「矢文」を積極的に使っていくかの3択で最後まで迷ったが、最終的にはAndroidにした。新しいスマホは触っているだけで楽しい。そしてなにより、もうスマホを選ばなくていいというのが最高。ある意味で「釈放」と言ってもいいような気がする。さあ、明日はどんなアプリを入れようか。