微炭酸のしょう油

やわらかいところ、刺してもいいですか?

書かれるべきできごとがない日

なにも思いつかない。机に座って20分ほどが経過した。なにか文章を書こうと思ってはてなブログの編集画面を開いて「記事を書く」を押したものの、書かれるべき文章がまるで思い浮かばない。今日一日のことをいくつか思い出してみるが、それが書かれるべきできごとかというと、そこまでのものではない気がする。「書かれるべきできごと」というものは往々にしてなにから書きはじめ、どう文章を繋ぎ、そしてどういうふうに文字を結ぶかが瞬間で浮かんでくるものだ。しかしながら今日はその「書かれるべきできごと」に出会わなかったのかもしれない。頭にはなにも浮かんでこない。

手の届く範囲に置いてあるいくつかの本を読んでみた。村上春樹の「村上さんのところ」という本を数ページ読んだ。そして村上春樹つながりで海辺のカフカの「上」を開いた。ぼくの好きな場面は第19章。女性二人組が図書館にやってきて女性の権利うんぬんを指摘しに来るところだ。初めて読んだときも好きだったし、今読んでもとても良い。なにが良いんだろう。誰かが論破されるのが痛快なのだろうか。

とりあえずある程度の文量を書いたので今日は終わり。まあいいでしょう。