微炭酸のしょう油

やわらかいところ、刺してもいいですか?

過去は取り返すことができる

このブログを書いているのは2月24日である。ブログの日付は2月11日なので、10日以上あとにブログを書いていることになる。

 

「毎日ブログを書こう」と思って始めたこのブログ。一応ブログの記録の上では「130日」くらい連続で記事が更新されていることになっているが、実際は今回みたいにあとから過去の日付で帳尻をあわせていることが多い。

 

このことから思うこと、それは「過去を変えることはできない。しかし、過去を取り返すことはできる」ということだ。この2週間くらいぼくは常に「ああ、今日もブログ書いてないや」と思っていた。同時にこうも思っていた。「まあ後から取り返せばいいや」と。

 

ぼくが塾の講師をしていたとき。ケアレスミスがなくならない生徒にこんな言葉をかけたことがある。「『ミスをしないようにする』のは難しいと思う。でも解いた後に『ミスに気づけるようになる』のはできると思うよ。だから見直しのときにミスに気づけるようになろうね」と。

 

人間はミスする生き物だ。完璧を求めていても、すべてを完璧にこなすことはできない。しかし、自分のミスに気づくことはできる。そしてそれを自分の未来でもって取り返すことはできるのだ。

 

だからぼくはブログを書く。この2週間を取り返すために。取り返せんのか? まあ無理なときはあきらめる。

コメントが持つ意味

この前、カフェかなんかで隣の席でおじさんがしていた会話がふと耳に入ってきた。なんでも自衛隊は訓練で50キロのリュックを背負って山に入り、常にそのリュックを背負いながら生活するという訓練を積んでいるとのこと。なるほど、過酷な訓練だなと思って聞いていたら、おじさんはすかさずこんなコメントを挟んだ。

 

亀仙人もびっくりだよ」

 

ドラゴンボール亀仙人。修行の一貫で亀の甲羅を背負いながら生活しているキャラクター。まあ「訓練で重いものを背負う」という共通点を活かしたおじさんなりの気の利いたコメントなのだろうが、本当に申し訳ないが心のなかで「コメントおもしろくな!!」と叫んでしまった。

 

ただぼくがここで言いたいのは、面白くないコメントを言ったおじさんを非難したいわけではない。逆にこのコメントが、いやこういうコメントこそが、会話にとっては必要なものなのだと教えられた気がするのだ。

 

ぼくは他愛のない会話が苦手である。特にあまり喋ったことのない人を相手にするときは、何を喋っていいのか分からずに困ってしまうことが多い。相手との共通の話題が見つからなかったり、せっかく何か喋っても話が広がらなかったりと、そういうときに上手く喋れたなと思うことは少ない。

 

そんな中でこのおじさんのコメント。ぼくならたぶん言えてないだろうなと思った。というのも言葉にする前に心の中で「ボツ」にしてしまうからだ。あ、これはあんまり面白くないから言うのをやめよう。そうしているうちに変な間ができて、会話が終わってしまう。

 

それを考えると、このおじさんのこのコメントは、それ自体は決して価値を生むものではないが、会話における沈黙を埋め、またもしかしたら、そこから「ドラゴンボール」の話題や「自衛隊」の話題につながる可能性があると考えれば、まったく無駄ではなく、むしろとんでもなく有益なコメントだったのではないかと思わされたのか。

 

もしかしたら、それもすべておじさんの計算に含まれていたんじゃないか。そんなふうに思いおじさんの顔をチラッと見てみた。おじさんはすごく自信アリげな顔をしていた。絶対計算じゃないわ。

死が近い

「死ぬかもしれない」

 

そんな恐怖に怯えながら日々暮らしている。車に乗るとき、車から降りるとき、家に入るとき、そして「ドア」を開けるとき。「それ」がぼくを襲う。「それ」は目には見えない。ただ突然やってきては、ぼくの体に痛みを与えていく。瞬間的に襲う不可避の痛み。人は何に恐怖するのか。それは「見えないもの」「分からないもの」に恐怖するのではないか。いつやってくるか分からない、そういうものが一番怖い。「それ」はいつでもぼくを狙っている。ぼくは「それ」から逃げることはできない。

 

ちょっと思わせぶりに書いてみたかったが、なんてことはない。「静電気」が怖いのだ。最近とくにひどいのが車のドアをあけるとき。おそるおそる指を近づけてみると、急に「バチッ」となり指先に痛みが走る。昔から静電気に対しては「嫌だな」と思ってはいたが、なんか今年はその頻度も痛みも強烈になっている気がする。

 

本当にこのままだと死ぬんじゃないかまで思っている。ドアノブに触った瞬間に、ストリートファイターブランカにやられたみたいに骨が見えてるんじゃないかとすら思ってる。まだ「大丈夫ですか? 骨見えてましたよ?」と言われてないから、あんまりハッキリとは見えてないのだろうが、いつかドアノブに繋がったまま黒焦げになるんじゃないかとも思っている。

 

なぜ人間の身体にはアースがついていないのだろうか。神の怠慢か。

「ウォンバット大好き芸人」が最高だった

最近、お笑い芸人ニューヨークのYouTubeチャンネルをよく観ている。もともとネタも好きだったけど、YouTubeも面白い。

 

そんな中で、今日見た動画が最高だった。その名も「ウォンバット大好き芸人」。内容としては、「ニューヨーク」の2人に「そいつどいつ」の市川が「ウォンバット」という芸人を紹介するという内容(もはやどれがコンビ名かすごいややこしい)。アメトーークの「○○芸人」のパロディとして、「ウォンバットとは」「ウォンバットあるある」を披露していく。

 

「そいつどいつ」はネタ番組で何度か観たことがあったが、「ウォンバット」に関してはぼくも存在を知らなかった。ただ、エピソードを少しずつ聞いていくうちに徐々に「ウォンバット」に惹かれていき、その中で語られる「プーさん」のエピソードが最高で、聞き終わるころにはすっかり「ウォンバット」の虜になっていた。

 

そして動画終盤でついに「ウォンバット」が登場。ネタが披露されるのだが、もうこっちは「ウォンバット」の大ファンになっているので、すべてが最高に面白く聴こえた。

 

エピソードが面白いとか、ネタが面白いとかもあるんだけど、さっきまでまったく知らなかった芸人なのに、この一個の動画だけで大好きになってしまうという、なんとも不思議な体験をしたというのが正直なところ。そいつどいつの紹介の仕方も単純な「イジり」ではなくて本当に「ウォンバット」の2人の世界観を表現していて、芸人のエピソードトークを聴いたというよりは、「ザ!仰天ニュース」を観たような気分にもなった。

 

ぜひ観てもらいたい動画。

 


そいつどいつ市川刺身持込み企画・ウォンバット大好き芸人!後輩の夢叶えたろかSP【漫才・コント・アメトーーク】※ウォンバット:ゆりやん・レインボー・ガンバレルーヤと同期芸人

2020シーズンが始まる!!

ついにJリーグが始まる!この前マリノスが優勝したと思ったら、もう次のシーズンが始まってしまう!個人的な今シーズンの見どころを、ぼくが応援する2チームの視点から書いておこうと思う。

 

マリノスファンとして

  • 昨年度王者としてリーグを連覇できるか
  • ACLでいい結果を残せるか
  • 現有戦力の維持に成功。プラスアルファを生み出す新戦力は出てくるか
  • 遠藤渓太はオリンピックに出場できるか
  • 夏場に戦力は維持できるか(海外移籍のリスク)

マリノスに関してはほぼ不安はない。昨年度王者として、次のステージに挑戦できるシーズンとなる。楽しみだけの新シーズンだ。長いシーズンの中で想像できないアクシデントは発生すると思うが、ポステコグルー監督の修正力、喜田拓也を中心としたチームメンバーの対応力を考えれば、特に心配もしていない。それほどまでに最高のチームになったのが今のマリノスというチームだ。一喜一憂しながら今年もリーグタイトルを獲る。

 

栃木SCファンとして

  • 新戦術「ストーミング」は浸透するか
  • ゴリゴリした新戦力はJ2で通用するか
  • 今のサッカーが通用しないときに正しい修正が行えるか
  • 栃木SCユースから上がってきたメンバーは試合に絡んでいけるか
  • 新スタジアムはサッカー観戦に適しているか

昨年は奇跡の残留を成し遂げた栃木SC。昨年度終盤にチームを立て直したサッカーをベースに、「前線にカオスを作り出す」というストーミングという戦術に着手する。基本的には戦力としてJ2では最後方にいる栃木だが、「走れて、ゴツくて、メンタル強い」選手を集めて他のチームとは異なるベクトルでチーム編成を行った。フィジカルサッカーを極めることで、ハマれば上位進出もあると思っているが、通用しないときには厳しい残留争いに巻き込まれてしまう。昨季は多くの引き分けで勝ち点を得たが、今年は引き分けを狙うサッカーではない。12勝して勝ち点36を得ることができれば残留は見えてくる。まずはその数字を見据えて戦っていく。

 

 

オリンピックもある2020シーズンはどんなシーズンになるか。今から楽しみでしょうがない。