節分で納得できないことがある。節分と言えば「豆まき」だったが、ここ数年は「恵方巻」の文化が広まりつつあり、コンビニ等では恵方巻ののぼりをよく見るようになった。
そんな恵方巻。ある方角を向きながら一本の巻きものを食べるこのイベント。今年の恵方は東北東だそうだ。去年は南南東、その前は北北西らしいのだが、いったいなぜ毎回中途半端な方角なのだろうか。「真北」とか「真南」が恵方になることはないのだろうか。
調べたら、恵方の選択肢は4つしかないらしい。その4つをぐるぐる回してるらしい。そうだったのか。てっきり16個くらい選択肢があると思ってた。なんなら24方位の「甲（きのえ）」なので、正確には「東北東やや東」が正しい恵方とのこと。え、じゃあ東北東を向きながら真剣に巻きものを食べた人はちょっと「恵み」が削られちゃうんじゃないか。ちゃんと「東北東やや東」を向いた人に比べて95%しか「恵み」がないんじゃないか。
ちゃんと調べておいてよかった。恵方巻食べないけど。
