「鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギス」
「鳴かぬなら 鳴かせてみよう ホトトギス」
「鳴かぬなら 鳴くまで待とう ホトトギス」
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の性格の違いを表した有名なホトトギスの俳句である。これについて、他にどんなホトトギスがあるかというのを考えてみた。
鳴かぬなら 一緒に死のう ホトトギス
連帯責任っていう。
「こっちも鳴きやすい環境用意してあげられなかったし」的な。
こういう上司の下で働きたい。
現代的な考え方。
「七日以内ならいけるはずじゃ。 先ほどの動物屋に連絡せい」的な。
消費者センターに駆け込むみたいなのもアリ。
鳴かぬなら ナキゴエナシホトトギス
新種発見という発想。
自分の名前を入れちゃってもいい。
鳴かぬなら ただそこにいてくれ ホトトギス
もう存在だけで充分だっていう。
そもそも鳴き声で飼ってない場合もある。
「おれはホトトギスのフォルムが好きなタイプなんで」みたいな。
鳴かぬなら 殺してしまえ ジュウシマツ
いや、なんかとばっちり来たっていう。
「え、僕っすか!?」みたいな感じで殺されてしまう。
ジュウシマツが不憫。
あなたならどんな句になるだろうか。
つーか鳴けよって話だけどね。