微炭酸のしょう油

くだらなき こともなき世を くだらなく

駐車場というチキンレース

駐車場はチキンレースだ。駐車場に入ってすぐの建物から遠いところは空いているが、徐々に建物に近いところに進んでいくと少しずつ駐車場の空きは無くなっていく。少し歩くことを覚悟すればいくらでも停められるけれども、歩くのがめんどくさいと思って攻めすぎると空きがなくてもう一週しないといけなくなったりする。

ぼくは基本的にビビりなので、目的地から結構遠くても停められるときに停めてしまう。というかビビりすぎて「そんなに遠くに停めなくても」というところに停めてしまい、いつも嫁に怒られたりしてる。

今日は目的の施設から少し離れたところに駐車場を見つけたので「もうここに停めちゃうか」と中に入っていったら、そもそもその施設の専用駐車場ですらなかった。なのでどんなに買い物をしても無料券はもらえず、なんかよくわからん違う施設で3000円買い物すると1時間無料みたいな意味わからん状況になった。そしてよく見ると目的の施設に隣接している専用駐車場はまあまあがら空きだった。

ぼくは「よし、こっちに停め直そう」と車に引き返すことにした。嫁には「これ付き合う前のデートだったら告白失敗してるよ」と言われたが、もう結婚しているのでセーフである。

ひとまず最初の駐車場に入ってしまったことによる30分ぶんの300円が痛いと思ったが、これが世にいう「損切り」というやつだ、きっと。みたいな感じで最初の駐車場から車を出そうとしたら「0円」と表示されて無料で外に出られた。きっとぼくが「なんか間違って入っちゃって。。。」みたいな雰囲気を出してたからお金を入れる機械が気を利かせて「いや大丈夫っす!出ちゃってください!」みたいにしてくれたんだと思う。まじでサンキューなと思った。