微炭酸のしょう油

やわらかいところ、刺してもいいですか?

時効警察最高、吉岡里帆最高

時効警察が帰ってきた。いまのところ2時間スペシャルと連続ドラマの第1話を観たけれども、相変わらずおもしろい。

 

12年ぶりに復活だということだが、この復活の仕方はいろんな復活の中でも最高の復活の仕方なのではと思わされる。というのも何が最高って、今までのキャスト全員据え置きというところ。麻生久美子はもちろん、岩松了ふせえり江口のりこ豊原功補も、ナレーションの由紀さおりまでもそのまま。本当にあのころの「時効警察」がもう一回観られるんだという意味で本当に最高の復活だと思った。

 

しかしながらさらに最高だったのは、新キャストの吉岡里帆の存在。言ってもあの頃のメンバーそのままだったら少し味気ない気がしないでもない。それこそキャストは全員12年歳をとっているわけだし、ある意味で視聴者も含めた内輪の「同窓会」になってしまいかねない。そんな中で彼女が一人加わるだけで、ただの「同窓会」で終わることなく、今まで観たことのない新しい「時効警察」になっていて、かつてのファンも新鮮な気持ちでドラマを観ることができている。

 

というか、吉岡里帆って最強すぎない? あのノリの中に一人放り込まれて、ある意味完成された流れの中で、それに飲み込まれずに、逆に輝いて見えすらする。顔のきれいさもさることながら、独特のギャグのテンポも乗りこなす。プレミアリーグマンチェスター・シティではその独特かつ完成されたフットボールの中で、新加入選手が初めの一年目に活躍できないジンクスがあるが、吉岡里帆はそのパス回しに平然と入っていき、時おりミドルシュートをぶちかますような、そんな存在感を見せつけている。

 

まだまだ1話しか放送されてないが、個人的にはとても楽しみなドラマになった。それにしても吉岡里帆最高だなー。