引っ越し前の準備で一番困ったこと、それはインターネットの契約だった。今まではauのインターネットを使っていたのだが、それが今回のアパートで使えないことが分かり、NTTと契約しなくてはいけなくなった。
そこからが大変だった。不動産屋に紹介された会社にはなんか怪しい契約をさせられそうになったり、「ある引っ越し業者から紹介された」と言って勧誘してくる電話が毎日かかってきたり。自分でも調べてみたのだが、キャッシュバックやらオプションプランやら色々あってどれにしたらいいか分からず、値段もどうやっても7000円弱くらいかかってしまうらしい。さすがに毎月7000円っていうのは高いよなあと思い、困っていた。
そんなときに友だちにADSLを勧められた。なんでも大学時代にADSLを使っていたらしい。「速度とか遅くならないの?」と聞いたら、「全然感じなかったよ」とのこと。調べたら値段も月3000円くらいだったので、思い切ってADSLを契約してみた。
そんでもって今日、ADSLの工事をしてもらって実際に使い始めた。さすがに光回線と比べると数字上の速度が低いので、ぼくも少し心配していたのだが、これがぜんぜん問題ない。ネットを見るくらいなら今までと同じように表示されるし、YouTubeの動画だって普通に再生される。これで月々3000円なら安いもんだ。光回線にしてたら7000円弱取られていたのだから、半額以下である。
「光あるところには闇がある」。よく聞かれる言葉だが、ぼくはこう思った。「光ないところにはADSLがある」と。「そしてそれはまあまあ安いよ」と。「そんでもって不便もないよ」と。うん、良い感じ。
ネットワークはなぜつながるのか ― 知っておきたいTCP/IP、LAN、ADSLの基礎知識
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