職場の給湯室にて。誰かのカップラーメンのフタが開いていた。持ち主は席を外しているらしかった。ぼくは誰もいない給湯室で、そのフタをそっと閉じた。 ぼくは思う。これが善意だ。誰もいない。誰に褒められるわけでもない。それでも知らない誰かのためにフ…
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