微炭酸のしょう油

くだらなき こともなき世を くだらなく

本棚を作ろう その1「準備」編

ちょうど1年前くらいのこと。急にインパクトドライバーが欲しくなってマキタのドライバーを買ったのだ。別に何かを作りたかったわけじゃない。なんか分からないけどインパクトドライバーのかっこよさに惹かれて、そして調べれば調べるほどにマキタの工具がかっこよく見えてきて、そしてついに買ってしまったのである。

一応最初に棚を作った。階段下収納の中に入れて、2段になるような棚を作った。一応は今でも階段下でデッドスペースに収納するのに役に立っている。

それから1年ほど経ち、奥さんが言った。「あんたインパクトドライバー買ってなかった?あれからなにか使ったの?」。ぼくは「いいえ」と答えた。奥さんは言った。「使いなさい」。ぼくは「はい」と答えた。

 

そしてぼくは思い立つ。本棚を作ろうと。なんかいきなりレベルがアップしているような気もするが、あの柱の両端につけて突っ張り棒にするアジャスターをやってみたくて、どうせなら思い切って本棚を作ろうと思ったのである。

最初は設計図を作った。そんなに複雑なものじゃないけど、まずは天井までの長さを測り、そして間に何個の棚板が入るかを計算した。25cmくらいの間隔で8枚棚板が入るっぽい感じだった。さらにもう一本の柱を追加して、そちらは有孔ボードを貼り付けて、ひっかけるオシャレ板を作ろうと計画した。

そして実際に木材を買いにいった。カインズホームで2×4の柱を3本と、棚板を8枚用意した。ぼくは作成した設計図のとおりに店員さんに木材をカットしてもらった。併せて有孔ボードとラブリコというアジャスター、そして木材を塗装するためのオイルを買ってきた。木材だけで考えたら1万円くらいで用意できたが、アジャスターやら有孔ボードやらオイルやらがやたら高くて全部で3万円くらいかかった。一瞬、「本棚を普通に買ったほうが安かったのでは」と思い浮かんだが、でもこのカタチのこの本棚はこの世に存在しないのだ、と思い直した。

色んな材料を買って帰ってきた。もう後戻りはできない。そしてぼくの本棚作りが始まった。

 

買ったもの

・木材① 2×4の柱  約1500円×3本
・木材② 棚板    約1000円×4枚(カットして8枚にした)
・アジャスター(ラブリコ)  約1000円×3個
・ワトコオイル  約4000円(これは正直サイズ間違えた)
・有孔ボード   約4000円(よく見ないで買ったらけっこう高かった)
ハケ、ブルーシート、ビス、棚受け金具とか 約5000円

合計 約2万5000円くらい(もうちょいした気もするけど)