微炭酸のしょう油

やわらかいところ、刺してもいいですか?

僕らの記憶に残ったもの。それは感動とノックオン。

今日は友だちを家に呼んでラグビー日本代表の試合を観戦した。彼らは惜しくも負けてしまったけれど、決して敗者ではない。選手たちは試合後、悔しいながらもどこか充実感のある顔をしていて、その姿に嬉しくなった。うん、この一敗で今までのすべてが否定されることはないし、ベスト8を「勝ち取った」ことを大いに誇ってほしい。とても良いものを観せていただいた。

 

今回のラグビーブームにおいては「ルールは分からないけど面白い」ということがよく言われている。ぼくらもボールが外に出たときになんで日本ボールになるのか、なんで南アフリカボールになるかがぜんぜん分からなくて、「え、これは日本ボール? あれ、南アフリカボールなのか?」と翻弄されまくっていた。

 

しかし、南アフリカがボールを落としたときには友人と2人で「ノックオンだ!ノックオン!!」と叫んだ。ひとまず僕らはノックオンだけは覚えたと言える。今後もたくさんの試合が繰り広げられるだろう。しかしノックオンだけは忘れない。忘れてはならないのだ。

 

<提案>

 

食べ物を床に落としたときにバスケの「3秒ルール」にちなんだ言い方をされることがあるが、これからは「ノックオン」を使うというのはどうだろう。その場合、相手ボールのスクラムから試合が再開される。