ものすごく久しぶりにUNOをやった。それこそ10年ぶりか、はたまたそれ以上かは分からんが、大人4人でUNOをやったのが、とんでもなく楽しかった。
UNOのなにが面白いって、勝負が運に左右されることだと思う。UNOは基本的には公開される情報が少ないし、他人が捨てたカードから手札を予想するのも難しい。だから戦略やプレイヤーのスキルうんぬんよりも、運によって勝敗が決まってしまうことが多い。
この運で勝負が決まることのなんと楽しいことか。現代ではそれこそ面白いゲームはいくらでもある。戦略性に富んだゲームもあれば、頭脳を使うゲームもある。ただなんというか、そういうゲームってすごく難しいというか敷居が高い。まあそれが楽しいのもわかるし、個人的にそういうゲームも大好きなんだけど、そうじゃない楽しさもあったなあという再発見。
なんというか、「運命に翻弄されるのって楽しい」こともあるのよね。大人になるといろんなことを考えて、その考えをもとにいろんな行動をしていろんな結果が待ち受けているわけだけれども、ぜんぶ放り出して運に身をあずけるっていうのもなんだか気分が良くて、そしてそれでもって得た結果というのは「しょうがないか」って受け入れるしかないというか。
まあこの歳になって思うのは、「UNOって言ってない」ってめちゃくちゃ面白いなってことだよね。