今日、家から近いところにネットでの評価が高いラーメン屋があったので行ってみた。新しくできたと聞いていたのだが、外観は少しばかり古めかしく、というかかなりボロっちく、しかしながらも駐車場は満車ということで、「こんなボロっちい外観で人いっぱい来るって、美味いラーメン屋決定じゃん」と内心思っていたら、なかなかどうして美味いラーメン屋だった。
そこでふと思う。ラーメン屋、というか定食屋においては、ボロっちいのはある意味プラスに働くなあと。ピカピカの外観、いま風の看板、「フランチャイズでやらせてもらってます!」ってよりも、ボロボロの外観、時代遅れののれん、「文句あるなら来なくていいよ?」のほうが「これこれ〜!」って気持ちになる。
もうもはやボロっちさを追い求めたほうが客来るんじゃねーかとすら思う。
「うーん、ちょっと建物新しすぎない?」
「よし、じゃあ一回とことんまでぶっ壊そう」
くらいのことやって、ボロボロの畳とか中古のイスで内装作って、極めつけは床を少しベトベトにするために油をあらかじめ撒いておくとか。
それをてがける業者になろうかしら。