微炭酸のしょう油

やわらかいところ、刺してもいいですか?

ブックオフで本を売ると、意外と高く売れる

最近、本棚の整理としてブックオフに本を売りに行ってきた。これがなかなかどうして高く売れたのでそれについて書いてみる。

そのときのレシートがこんな感じ。

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まあ高く売れたと言っても2850円なのだが、でもぼくの中では「高く売れたなあ」と思える値段ではある。その冊数は60冊。1冊あたりで言えば47.5円になるが、見てわかる通り10円にしかならないものもあれば200円の値段がついた本もあるので一概には言えない。中身も新品で買った漫画から、中にはブックオフで買った文庫本も含まれているが、それも普通に買い取ってもらえるので良かった。

もちろん、買ったときの値段で言えば5倍から10倍以上になるわけだけれども、もうほとんど読んでいない本たちが2850円になると考えたら、これはやっぱり「高く売れたなあ」である。

そもそも本というものはどれくらい読み返すものなのだろうか。ぼくは漫画を何回も読み返す方だと思うが、それでも1つの作品で多くて10回とかだと思う。小説なんてもっとだ。そもそも小説はほとんど読み返すってことをしないし、2回以上読んだお気に入りの本なんてたぶん5冊あればいい方だと思う。

そう考えると「持っていたい本」というのは実はあまり多くないんじゃないかという気もしてくる。なんなら「場所を取る」というコストもあるし、片付けのコストもある。そもそもモノがいっぱいあると落ち着かなくなるというのもコストになると考えれば、多くの本を持ちすぎることはマイナスになるような気がしないでもない。

何が言いたいかというと、そういった本を処分できた上で2850円もらえるということは、やはり「高く売れたなあ」なのである。ぼくとすれば単純に「買った値段の1/10にしかなりませんでした」っていうことよりもプラスの意味合いがあったと思える。


ここまで上手く「本を売ることの意義」についてまとめられたので、嫁に「あんたの本が多すぎるから売りなさい」って言われたことは秘密にしておこうと思う。



 

新・片づけ術「断捨離」

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