嫁が会話の中でこんなことを言ってきた。
「お前、それを私にやらせるなんて、"しょちくのきょぎょう"!」
会話の中で何度もそれを言ってきる。
こいつ何を言ってるんだ?と思っていたが、5回目くらいでやっと分かった。
「鬼畜の所業」だ。ハマカーンの。
嫁はこの類の言い間違いがまあひどい。
この前もゴルゴンゾーラのピザを食べたあとに、
「美味しかったね、ゴンゴルゾーラのピザ」って言ってたし。
僕はそれを「名詞の握力が弱い」と呼んでいる。
名詞をなんとなくで把握してるから、口に出すときにバラバラになるのだと。
この前なんか「プロジェクター」のことを「プロジェクトX」と言っていた。
もうそれはぜんぜん違う。
わざとやってんのかってくらい違う。
"風の中のスバル"と"砂の中の銀河"くらい違う。