昨日は先輩にご飯を奢られ、今日は後輩にご飯を奢った。社会人になってもうすぐ10年になろうとしている。もちろん「後輩」の立場のほうが多かったことで、先輩にはいろいろとご飯をごちそうになってきたのだが、果たしてぼくは今までにいくら奢られ、逆にいくら奢ってきたのだろうか。
今はまだ収支で言えばプラスになると思う。ただこれもいつかは奢ることのほうが多くなり、その「損益分岐点」を通過していくのだろう。もしもその金額がすべて記録されていたら、ぼくはそれがマイナスになってからも後輩にご飯を奢ることはできるのだろうか。
いや、逆にそれを超えてから、はじめて人間は本当の意味で「先輩」になるのかもしれないな。頑張って奢っていこう。