微炭酸のしょう油

やわらかいところ、刺してもいいですか?

英語字幕で映画を観るのはむつかしい

この前「ホビット 竜に奪われた王国」を借りて観た。

 

ホビット 竜に奪われた王国 [DVD]

ホビット 竜に奪われた王国 [DVD]

 

 

これは「ホビット」シリーズの第2作に当たる作品。前作の「ホビット 思いがけない冒険」は、だいぶ前に観ていて。実は前作の内容はあんまり覚えていない状態だったんだけど、いやー、そんなのあんまり関係なかったね。

 

ロード・オブ・ザ・リングアニマルプラネット

というのも、細かい設定やら物語の目的やら、そもそもいっぱい出てくるドワーフのおじさんたちのキャラクターなんかも忘れちゃってる中で観てたんだけど、これはもうお話の面白さを楽しむものじゃないね。とにかく映像が凄い! 特に川下りのシーンはちょっと前のめりになるくらい画面に食らいついて観てしまった。もうそこだけで大満足。竜がぺちゃくちゃ言ってて長いなとか、そこで終わるんかいとか、思うことはあったけれども。いや、もうあの川下りのところが凄かったってだけでかなり満足だし、そもそもこのシリーズはあの世界を眺めることができるだけで良いというか。言うなればアニマルプラネットの"中つ国版"みたいな感じで捉えて、別に物語がどうとかでなくて、箱庭的に眺めるものだなと思った。

 

エルフ語とかオーク語の世界観

そんでもって、今回思うことがあって。それが「英語字幕で映画を観るのはむつかしい」ってこと。というのも今回なぜかDVDの設定が上手くいってなかったみたいで、物語の中で出てくる「エルフ語」とか「オーク語」とか、つまり物語の中の異国の言語みたいのが、なぜか英語字幕で表示されてしまって。別にこれが一箇所とか二箇所ならいいんだけど、この作品「エルフ語」と「オーク語」多いのね。映画が始まっても何度も直そうとしたんだけどうまくいかなくて。もう諦めて英語で観ようということになったんです。

 

英語教育の弊害

まあ最近実は英語は少し勉強してて。これが意外と読めなくもないって感じだったので、いけるかなと思ってたんです。ただこれはやってみて気づいたんだけど、敵のオークが主人公たちが逃げるシーンで「You after them!」とか叫ぶんです。これたぶん「やつらを追え!」みたいな意味だと思うんですけど、もう「You」とか「them」とか出てきちゃうと、頭の中では「あなたは彼らを追いなさい!」みたいな変換をされちゃうんですよ。これをオークが言ってるからなんか変な感じになって。意外と敬ってんの!? みたいな感じになっちゃうから、そこからもう一回日本語を翻訳して「やつらを追え」にしなきゃいけない。それがいちいち引っかかって、やっぱり字幕で映画を観るのは難しかったです。

 

 

まとめ

まだまだ英語字幕で映画を観るのは難しいです。でもいつかは英語だけで映画を観てみたいものですな。そうなると楽しそう。