微炭酸のしょう油

やわらかいところ、刺してもいいですか?

ウチの夫婦の間で生まれた「夫婦喧嘩最適化理論」

嫁と同棲を始めて3年半ほど経つ。
それなりに仲良くやっているが、もちろんつまらないことで喧嘩だってする。
そんな中で僕が編み出したのが「夫婦喧嘩最適化理論」という論である。

これはこのような論理によって導き出された。

  1. 喧嘩をしたとしても、結局いつかは仲直りする
  2. どうせ仲直りするなら、喧嘩をしていた時間は無駄になる
  3. よって、喧嘩になったらその時点ですぐに謝る

この理論を導き出してからというもの、うちの喧嘩は長引かない。
別に喧嘩をしないってわけじゃない。
相手にムカつくことがあれば怒ることもあるし、反論すれば喧嘩にもなる。
でも、喧嘩になったと思ったらすぐに謝る。
「いや、でも確かにお前の言い分も正しいわ。悪かった。ごめん」
これで喧嘩は終わる。

この理論の最大の利点は喧嘩を禁じていない点だ。
お互い我慢しているわけじゃないので、ストレスが溜まることはない。
一度怒りを発散させ、それが済んだら謝ることで関係を修復する。


喧嘩なんてものは一瞬の感情の高まりだけで、
あとは意地を張っているだけのことが多い。
それならば意地の時間は省略してしまおうというのがこの理論だ。

この理論を用いれば、従来、喧嘩に費やしていた時間を有効に活用できる。
その上、一度喧嘩して仲直りをしている分、
なんとなくその後の時間を仲良く過ごせる気がする。


ただ、この理論の唯一の欠点は、この理論がうちの嫁に理解されないことだ。
僕が怒られたときは素直に謝っているのだが、嫁は絶対に先に謝らない。
この前だって、嫁がお風呂を沸かした時、湯船の栓が抜けていて、
僕がお風呂に入ろうとしたら湯船に一滴もお湯がないことがあった。

「ちゃんと栓をしたか確認した?」と僕が言ったら、
絶対に確認した。私は悪くない。栓が悪い。怒るなら栓に怒って」と言われた。

しょうがないので、栓に怒った。


 

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