ふと文房具コーナーをうろついていたら、年賀はがきのコーナーがあった。
そろそろ僕も年賀状を書かなきゃなーと思っていると、
おみくじシールという商品が目に入った。
あの、シールがはがせるようになっていて、
中におみくじが書いてあるっていうやつ。
たまにこれが貼ってある年賀状をもらうこともある。
そこでふと思った。
「このおみくじの最低って何なんだろう」
おみくじと言えば最高が「大吉」、最低が「凶」でおなじみだが、
いくらなんでも新年のご挨拶に「凶」を送ってしまうと、大変なことになる。
そうなると「凶」や「末吉」あたりは出ないようになっているはずだ。
たぶんほとんど「大吉」で、ちょっと「中吉」があるくらいなんじゃないだろうか。
そうなってくると、「中吉」は果たして本当に「中吉」か?
他が「大吉」ならば、相対的に「中吉」は「凶」だ。
つまり実質的「凶」が確かにそこには存在するのだ。
そんなことをふと考えてしまった。
呪われないだろうか。