最近、漫画「おおきく振りかぶって」にハマっているせいなのか、
急に野球がしたくなったのだが、急に野球がしたくなったところで、
野球というスポーツは9人集まらなければできないスポーツであり、
対戦相手も含めれば18人、近年は中継ぎ投手の重要性が見直されており、
中継ぎ・抑え・左のワンポイント、更にはブルペンキャッチャー等々、
友だちの少ない社会人にそれだけの人間を集めることは不可能であるが、
「なんか機械がボールを投げてくれて、それを打つ施設があればなー」
と思ったところで、この世にはそのたぐいの施設があるというので、
バッティングセンターに行ってきた。
以前から、近所にバッティングセンターがあるなーと思っていて、
こんな辺鄙なところで人とか来るのかな、と高をくくっていたのだが、
中に入ると意外にも休日の昼間からけっこう人がいて驚いた。
大学生のカップル、野球少年を連れた家族、自主練目的の高校生。
ゲージが7個くらいあったのだが、5個くらいは埋まっている。
よし、と思って残りの2個で打とうと思ったら、
硬球の130km用のゲージだった。殺す気か。
ひとまず大学生カップルが帰っていったので、ゲージの中に入る。
もちろん一番遅い80kmを選択して、スタート。
しゅっ!
スカ!
しゅっ!
スカ!
しゅっ!
スカ!
なかなか当たらない。
外・外と来て、内角にストライクからボールになるシュートか!?
と「おおきく振りかぶって」で得た配球の知識が頭をめぐるが、
もちろんバッティングセンターのマシンにそんな機能ない。
ただの80kmのスローボールを空振りしている。
それが事実。
300円で22球。
その半分が空振りに終わり、当たったとしてもほぼボテボテ。
そんな結果で1ゲーム目が終わった。
つづく。
続編は以下。
バッティングセンターに行ってきた その2 - 微炭酸のしょう油
バッティングセンターに行ってきた その3 - 微炭酸のしょう油